わたしたちの想い

営業主任 鴨川 宣 Wataru Kmogawa

「サービスの充実で、お客様へのお役立ちの可能性を広げていきたい」

会社設立時の思い出や苦労は。

実は「苦」と感じたことは一度もないです(笑)。鈴木店長とは前の会社の時から行動を共にし、どんな方なのか充分に承知しています。ですからマイカークラブセレクトの開設にあたっても、成功する未来が想像できたんです。当時、鈴木店長が在籍していた自動車販売店に入社してから、みっちり指導いただきました。それまでに出会ったどんな存在とも違い、群を抜くプロ意識を持った人だと感じ、手本にさせていただいたんです。全てが理にかなった考え方をされていましたし「こうだから、こうなる」という確かな道筋に則っての言動を実践していました。それは今でも全く変わりません。鈴木店長と行動していれば、自分自身の成長も含め、間違いのない道を歩いていけると確信しましたから、設立時も現在も、私には一切の不安がないんです。

自動車販売の仕事に携わったきっかけは何ですか。

23歳ぐらいまで、ずっと工場勤めだったんです。でも立て続けに潰れてしまって。こういうこともあるんだから、いっそ、やりたい仕事をしようと思い、もともと興味のあった自動車業界に入ろう、と。販売業、営業職は全くの未経験でしたが、なぜか大丈夫だと感じましたね。そこで鈴木店長と出会ったんです。他にもたくさんのスタッフがいましたが、明らかに仕事に対する姿勢が違う。ですから、この人しか自分は視界に入らなかった。自分の進むべき道は、この人が示してくれている。だから頑張れたんだと思います。この業界についての勉強も全部つきあってもらいました。商談をするたびに「こういう話をしました。どうすべきだったでしょうか?」とアドバイスをいただいて。無知なりに、こちらの熱意が伝わったのか、みっちり指導いただきましたね。

現在、販売に際して心がけている点は。

「とにかく売っちゃえばいいんだ」という人も、業界には多いと思いますが、そういう身勝手で押し売り的な販売は絶対にしたくない。お客様が来店されるのは、今の車に不安があったり、別な車に興味を持っていたりと、現在の状況に満足されていないからなんです。そういったお客様の率直な気持ちを会話の中でじっくり引き出しながら、なら、どうすれば将来的に明るい希望を持てるのかを考えて提案していますね。もし、車を購入しても、それがお客様の明確なメリットに繋がらないのであれば「無理に購入しないで、もう1回(今の車の)車検を通した方がいいと思いますよ」ともアドバイスしてしまいますし。逆に、月々の支払いも安くなる、現在の車では故障が予想される、じゃあこの時期に乗り換えるのがベスト、ライフスタイルを考えたらこのタイプの車がいいですね、というような、常にお客様の立場になっての接客を心がけています。

同業他社と比較し、お客様に喜ばれている理由は何でしょう?

お客様から依頼された条件より、いい車をご用意できている点が大きいと思います。自動車販売に関する研究も日々怠りなくしている結果が、お客様に喜んでいただく結果に結びついているのかなと自負していますね。よりよいサービスを提供するためには、常に一歩先を見据えて行動していないと実践できない。だから勉強していないと「恐い」という感覚は強いですね。それと「正直日本一」を目指しているぐらいですから、お客様へいつも正直に接したいと考えています。時には失敗することもありますし、謝ることもあります。でも決して、その場をごまかすような態度をとらず、きちんとお詫びをし、誠実に対処する車屋であり続けたいですね。

今後の目標を教えてください。

当座の目標としては、整備・板金工場を販売スペースに組み込み、よりお客様との距離感を身近にすることです。他にも保険の充実や、接客の向上など、お客様へのサービスに繋がる部分を、もっともっと強化していきたい。そのためにも、スタッフ一人一人が主役となって活躍できる環境を整備するのが、私の役目だと思っています。また、鈴木店長が第一線で頑張ってくださっている現状も打破したい。類い稀なバイタリティを存分に発揮いただけるよう、内部の細かなフォローは私が切り盛りし、鈴木店長が自由に動ける形にしたいんです。そうなっていけば、もっともっとマイカークラブセレクトは、お客様へのお役立ちの可能性を広げていけると思うからです。

鴨川宣プロフィール

昭和50年2月1日生まれ。20代前半のころ、全くの未経験だった自動車販売業の世界に飛び込み、鈴木店長と出会う。以来、師事する関係になり、会社設立にあたっても行動を共にする。後輩たちのよき指南役でありながら、鈴木店長との二枚看板として活躍するセレクトコーポレーションのエース。現在の愛車はアルトワークスとハイエース。

取材日:2008年12月3日